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| 「島への入獄者」 |
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トラ
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「あんたー!あんたー!また島流しのあったとよ!それがこんだぁ、女の人たい。なんか歳ばとっとんしゃぁごたったし。」 |
| 卯吉 |
「これから寒うなるとい、牢屋暮らしは体に答えるばい。」 |
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| 「もとにさん」 |
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ハナ
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「もとにさん、「魚」ってこれでよか?」(もとに、字を書いてみせる) |
| 卯吉 |
「ハナはもとにさんから字ば教えてもらいようとか。」 |
| トラ |
「あたしゃーこればもらった!」 |
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ひとすじに こころのただちゆく人は
ついに高嶺のはなをこそみめ |
| 「嵐の夜」 |
| もとに |
「あの山荘で出会った若者達の命ば、どれだけ飲み込んだらこの波はおさまるんか!。見届けないかん…この国の行く末ば、見届けないかん…!」 |
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| 「牢屋に香る梅の花」 |
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トラ
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「私達にはやさしかったばってん、時々厳しい目で海の向こうば眺めよんしゃったね…元気にしとんしゃぁよね?」 |
| 卯吉 |
「当たり前たい。俺達にもそうやったごと、まわりの人ば励ましよんしゃぁって。そうでしょう?もとにさん…」 |
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